ＳＦＣ解脱に必要なマイル

ＳＦＣ解脱を行うためには、1月～12月でプラチナポイントを50,000ポイント貯めることが必要です。このプラチナポイントは飛行機に乗って得られるポイントなのですが、飛行機に乗って得られるマイルとは似て非なるものです。

マイル同様に概ね遠距離になればなるほどポイントは多くなりますが、行先によって効率が変わるのです。

例えば羽田から那覇へ普通運賃で行く場合のプラチナポイント（ＰＰ）は1,968ポイントです。運賃が48,390円なので、ＰＰ単価は24.58となります。

一方、羽田から伊丹まで行く場合のそれは、同じく560ポイントの27,890円で、ＰＰ単価は49.80です。

つまり、同じ１ＰＰを稼ぐのに那覇だと約25円で済むのに対し大阪だと２倍の約50円かかるということであり、一般的には遠距離路線に乗る方が効率的です。

こうした部分は数多くのＳＦＣ修行僧によって研究され尽くされており、国内だと沖縄方面、海外だとシンガポールあたりへ行く人が多いですね。

さらには一般のサラリーマンだと平日は仕事で忙しく、限られた週末で修行しようとすると貴重な週末を数少ない回数でこなしたいのが人情である、羽田～那覇のプレミアム旅割で何度も往復するのが国内路線では最も効率的と言われています（時間のある方は旅割とかでOK）。

那覇までのプレミアム旅割運賃は季節によって多少変動しますが、安い時期だと21000円ぐらいからあります。一方、プレミアム席のＰＰは2,860なので9往復する必要がありますから（50,000÷2,860=17.48）、最低でも約38万円必要となります（18×21000=378,000）。

この378,000円をスカイコインで補うとなると、ANAのワイドゴールドカードを所持している前提で言えば必要なマイルは378,000÷1.6=236,250です。

ただ現実的には毎度21,000円でプレミアム旅割ばかり乗れることは少ないと思われ、実態としては通常だと約30万～35万マイルは必要なことが多く、私の場合は沖縄へも行きますが、夏は北海道とかにも行きたいので、ＰＰ単価は悪くなりますが約60万マイルほど必要と踏んでいます。